人生100年時代のサラリーマン生存戦略

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今回は世界的ベストセラーLifeShift100年時代の人生戦略について解説していきます。

本書は現在30歳の私の人生の方向性を劇的に180度変えてくれたそんな1冊でございます。私がゴリゴリにコミットを求められる大手企業を辞めて、ぬくぬくホワイト企業に転職をして、こうやって副業でYouTuberなんぞやることになった。

そのきっかけは間違いなくこのLifeShiftという名称なんです。ですので、今回の動画では、私が本書を読んだときに感じたあの感動を、あの衝撃を皆さんとも共有できればと思っております。流れとしてはですねまず最初に、人生100年時代てそもそも何なんだよという方に向けて、本書の超ざっくりとしたまとめを話しまして、そしてそこからその内容を踏まえた上で、サラリーマン視点で私が導き出した我々サラリーマンはこれからの人生、こうすればうまいこと生きていけるんじゃないかという具体的な提案もお話させていただこうと思いますよいましょう。

このLifeShiftという本はですね、超ざっくりでご説明しますと、人生100年時代ってどういう意味なのか、その人生100年時代を迎えて、我々はどうすればうまいこと生きていけるのか、そんなことがわかりやすく、かつ具体的に書かれている本なんです。

まず前提として、人生100年時代とは何なのかというと、それはもう言葉の通りでして、多くの人が100歳まで生きる時代のことです。本書ではそんな時代がもう来てますよと、もうみたいに簡単に言ってしまえば、みんなめっちゃ長生きする時代が来るよというそれだけの話なんです。

より具体的に言えばですね、これまでの時代は100歳まで生きられる人って、全人口の1%とか2%ぐらいだったんですよ。それがめっちゃ増えるんです。2007年生まれ、要は今の中学2年生ぐらいの世代になると、100歳まで生きられる確率がたったの1%だったのか、50%にまでなっちゃうんです。

これってなかなか劇的な変化ですよね。それで我々はよっしゃ長生きできるぜと、老後は海外旅行行って、ゲートボールしてと、実は喜んでばかりもいられなくて、さすがにそこまで楽天的な人はいないかもしれませんが、その劇的に伸びていく寿命に合わせて我々が立てる人生プランも劇的に変えていかないと結構痛い目見ますよ。

そんなメッセージも本書には込められているんです。本書LifeShiftは、なにせ人生100年時代を語る世界的ベストセラーですから、大事なことがもうてんこ盛りに書かれてるわけなんですが、今回は私がここは絶対に知っておかないとやばいと思ったポイントを二つだけ抜粋してお伝えさせていただきます。

まず一点目が、人生100年時代になると、人生のステージが流動的になるというポイントです。本の中では、マルチステージという言葉で表現されていますが、要は我々の親世代においては、固定化されていた人生のステージが、これからは流動的にごちゃごちゃになっていくということなんです。

まだこれではちょっとわかりにくいと思うんで、具体的なお話をしていきますが、我々の親世代、おじいちゃん世代の人生のステージっていうのは教育仕事引退、こんな三つのステージに固定化されてました。それぞれのステージの順番も期間も固定化された王道のパターンがあったんです。

大学生まで教育を受けて就活をして、なるべく大手企業に入る、その会社で定年退職の60歳まで勤め上げて引退して女性を10年ぐらい過ごして死ぬこんな流れだったんです。その今まで固定化されていた教育仕事引退という三つのステージの順番とか、期間が人生100年時代になると、ガンガン崩れていきますよっていうそんなお話なんです。

この本が日本で発売された2016年にはちょっと現実味がないようにも思いましたが、もう最近となっては、みずほ銀行、UFJ、キリン、富士通という名だたる大手企業がリストラをガンガン推し進めていて、数年前までは考えられなかったですが、業績不振の赤字の会社だけじゃなくて、業績好調な企業であっても、当然のようにリストラが行われるようになってきました。

おじいちゃん、お父さん世代では当たり前だった終身雇用が現在進行形で崩れ去って、本書で語られている内容がだんだんと現実味を帯びてきているんです。そんな時代の変化を受けて教育仕事引退という今までの固定化された人生の流れに乗っかるだけでは我々世代はどんどん行きにくくなっていくことが予想されます。

例えば、教育というステージで言えば、我々の親世代っていうのは、これ別に親世代を悪く言うつもりはないんですけども、時代として大学さえ卒業すれば、あと残りの人生なんてもうは改めて本格的な教育というステージを設けなくても、そうですね毎朝、サクッと新聞で情報収集ぐらいしておけば、定年退職まで知識として困ることはそうそうなかったんです。

ただ、これからの時代我々の時代は違います。技術の進歩がめちゃくちゃ早くて、情報の流通量も半端じゃなく増えています。そして何より健康寿命が延びたにもかかわらず、国の年金も頼りにならないので、親世代より長く75歳ぐらいまで働く可能性が非常に高い。

そんな中で、大学生までに学校で習った教育知識だけでは、定年退職まで乗り切れて、現実的な話だと思いますか、マーケティングとか、ロジカルシンキング、英語、プログラミングなどなど、学び直すステージが必要になってきそうだと思いませんか?続いて、仕事の期間についてですが、これも私は現実的じゃないと思っていて、先ほども触れましたが、我々は親世代より長く働くことがほぼ確実に決まっています。

なのに定年退職まで75歳とかまでずっと働き続けられる気がしますか。私は個人的には無理かなと思います。絶対飽きますよ。個人的に死ぬまで働くとかは仕事自体嫌いじゃないんで、全然働いてもいいかなと思うんですよ。

自分のスキルを求めてもらえる仕事さえあれば、ただ死ぬまで働くのはOKなんですけども、ずっと働き続けるのはきついなと。75歳までなら、死ぬまで働くのであれば、その分若い間に仕事に飽きてしまったタイミングとかにドカッと2年ぐらい休んでリフレッシュしないと、それは持たないですよね。

60歳がゴールじゃないんですもん、仕事のステージが長すぎるだろうと。あとですね仕事ステージの長さだけじゃなくて、仕事の種類についてもいろいろ変えた方がいいんじゃないと本社では言及されています。インディペンデントプロデューサポートフォリオワーカーとかいうちょっと難しそうな言葉では表現されていますが、要はずっとサラリーマンならサラリーマンを貫くじゃなくて、一旦サラリーマンを辞めて、経験とか人脈を作るという目的で、小さいビジネスを始めてみてもいいじゃないかと。

数年限定で起業して経営者になるみたいな感じですね。それでその経験がサラリーマンの仕事でも生かせそうだったら、また経営者視点を持ったサラリーマンとしてサラリーマンに戻ってみるとかもありだよねみたいなことが書かれていますつまり、まとめてしまうとですね、今までは人生のステージを教育仕事引退と固定するのが王道だったんですが、これからの人生100年時代においては、その王道が崩れていくんだと。

例えば、教育を受けて、サラリーマンやって、一旦サラリーマンをお休みしてリフレッシュして、試しに起業とかしてみて、次は大学に行って、興味ある分野の教育を受けて、またサラリーマンに戻って、最後に引退みたいな、そういう流動的に変身し続ける人生設計がこれからの時代求められてきますよということなんです。

そしてもう一つのポイントこの本からの非常に面白い提案なんですが、有形資産価値のある資産じゃなくて、無形資産形のない資産も大事にすべきとのことです。無形資産を大事にできる人こそ、人生100年時代を幸せに乗り切ることができると本書では語られています。

有形資産とか、無形資産とかちょっとわかりにくいかもしれませんが、有形資産というのはわかりやすく言えば、すぐにお金になる資産です。現金はもちろん、株とか不動産とか、そういう金融資産を指すと考えていただければOKです。

我々の親世代とかは、その有形資産さえあれば、短い老後を幸せに過ごすことができたんです。ただですね、老後が長くなる我々世代は、そのお金になる有形資産だけじゃなくて、無形資産ってやつがすごく大事になってくるです。

本書では具体的に、生産性資産活力資産変身資産と書かれていますが、これわかりやすく言えば、自分のお仕事のスキルとか健康とか、人間関係人脈みたいな形はないけど、価値のある資産を指しています。こういう無形資産というのは、お金に換算して幾らってすぐ出せるものではなかったりするんですけども、もちろん立派な資産で、なんならこれからの時代、めっちゃ大事なんだと。

何でお金には換算できない無形資産が大事になってくるのかっていうと、ちょっと残酷な話ですが、100歳近くまで生きる我々にとって不健康で孤独な老後こそ最悪の地獄だからです。有形資産、お金がたんまりあったとしても、接待飲み会の連続で太りまくってストレスのせいで常に体調悪いし、歯もボロボロで安定して口も臭い、それに加え、奥さんと子供もいるはいるけど、お金を稼ごうと会社にコミットすまくって、ずっと会社にいたせいで、気がついたら家族とほぼ他人みたいな関係性、定年退職して気づくのは、会社関連の人しか知り合いがいないっていう状況。

それで退職したら会社関連の人なんで、言うほどあったりしないっていう会社の部下とか後輩だって、残念な話ではありますが、会社の繋がりがあるから愛想良くしてくれるわけで、定年退職しちゃってから飲みに行きましょうとは、まあ普通はならないでしょうね。

どうでしょうか、なかなか自分で言っててもおかしくなる話ですが、健康とか人間関係とか、そういう無形資産もちゃんと大事にしないと恐ろしいぐらいの不健康で孤独な老後が待ってるんですということで、人生100年時代における超大事なポイント、人生のステージが流動的になること、そして無形資産を大事にしないとマジでやばいというこの二つがおわかりいただけたかと思うんですが。

ここからはじゃあ我々はどう行動すればいいのか、ライフシフトの内容を踏まえたとき、これからの時代を生きる我々サラリーマンが具体的にどう行動すべきなのか、私なりの結論をお話させていただきます。私はこのLifeShiftの内容を踏まえて、サラリーマンである我々はとにかくワークライフバランスを死守すべきという結論に至りました。

非常にゆとりな考え方で恐縮ですが、それこそ私も本書の内容を踏まえて、前いたハードな大手企業からワークライフバランス目当てでワークライフバランスを最優先に、今いる穏やかホワイト企業に.よく知るわけです。実際にそうやって行動に移してみて、もう5年が経とうとしてますが、今でもなおというか、より一層ワークライフバランスこそ最強、ワークライフバランスが全てを解決するんじゃないかと思ってます。

ちなみに私が意味しているワークライフバランスが保たれているというのは、本業からしっかり離れる時間が確保できている、そんな状態を指しています。つまり、誰かにコントロールされることのない自分だけの時間が十分にある状態、この自分だけの時間が十分にあると、無形資産においても、有形資産においても大きなプラスの影響が出てきます。

例えば健康面についても、時間さえあれば、意外と簡単に改善されちゃうんです。まず単純にたっぷり眠れるようになります。私の場合も、ホワイト企業に転職してみて、めっちゃ寝られるようになって、体調をすこぶる良くなったので、これは断言できます。

なんだかんだ睡眠最強です。それに時間さえあれば、ジムになってバンバン行きますし、歯医者なんかも定期的に行ったりすることができるので、歯がボロボロ、安定して口臭いという状況もすぎるかと思います。ジムとか歯医者って、本当は忙しくても定期的に行かないと駄目ですけど、やっぱり平日ほぼ毎日深夜まで働いて、土日も仕事を持ち帰るっていう状況が続くと、なかなか厳しいですよね。

私も転職する前は正直あまり行けてませんでした。続いて人間関係でいっても、プラスの影響があります家族に関して言えば、子供の運動会とか、思い出を共有するイベントに参加しやすくなるので、定年退職した頃に家族から他人のおっさんみたいな扱いをされるっていうかわいそうな大きな展開は過ぎるかと思います。

あとですね私も転職してみて実感があるんですが、家族以外に関しても断然人付き合いが良くなりました。ハードな生活をしてると、どうしても時間をこれ以上誰かに奪われたくないっていう気持ちになってしまって、人に会う気がしなくなってきちゃうんですが、時間が十分に生まれると、とりあえず会ってみるかみたいな軽いノリで人と会えるようになります。

この本に限らず、いろんな本に書いてありますが、会社とか、いつもあなたが多くの時間を費やしている場所、それ以外でのコミュニティでゆるい繋がり、人間関係を持っておくことは、人生に大きな好影響をもたらすと言われています。

そしてさらにですよ。ワークライフバランスってなんだかんだ、無形資産だけじゃなくて、有形資産、つまりお金的にも大きなメリットを産んでくれるんです。だから私は転職の相談とか受けるときも、ワークライフバランスが圧倒的に改善されるのであれば、年収が微減するぐらい全然大した問題じゃないって話したりしてます。

何でかって言うと、我々世代の老後って豊かに暮らそうと思うと、貯金という戦法だけじゃ厳しくて、どうしても時間を味方につけないといけなくなるからです。私もこれ驚いたんですけども、本書によると、もらえる年金が減ってしまう可能性が高い中で、我々世代が豊かな老後に備えるとなると、なんと、毎月の収入の約25%を貯金するべきって書かれてるんです。

一方で、老後も短い年金も充実してたおじいちゃん世代は、毎月の収入の約4%だけで良かったんです。我々世代とおじいちゃん世代を比べると、6倍ですよ、これやばくないすか、約25%貯金しなきゃいけないってことは手取り30万円もらってたとしたら、そのうち約8万円貯金しなきゃってことになるんで、家庭を持ったりすることを考えると超厳しいというかぶっちゃけ不可能な金額なんですよ。

それを根本から解決する方法が二つあって、それが共働きと副業なんです。どちらも要は収入源を増やすってことです。共働きとか副業をすれば、単純に1.5倍から2倍ぐらい収入が増えるわけですからね。しかも副業の種類によっては、おじいちゃんになっても続けられるので、老後になろうと稼ぎ続けることができるというかなり抜本的な解決になります。

なんだ、じゃあ、共働きと副業、その二つをやればいいのね簡単じゃんって思うかもしれませんが、この二つの施策を実現できるかどうかも結局ワークライフバランスで時間を確保できるかに左右されるんです。というのも、共働きをしたら奥さんにもう外で働いてもらってるわけですから、家事も全て奥さん任せというわけにはいきません。

自分自身でも家事をやる時間を作る必要がありますし、お子さんがいれば、子育てにかかる時間もお互いに分け合わないといけません。副業だって、私もゼロから始めた経験者なのでわかりますが、稼ごうと思ったら、めちゃくちゃ時間かかります片手間程度では難しいので、最低でも1週間に10時間程度、立ち上げのタイミングはもっと多くの時間が必要になってきます。

というように、結局は有形資産、お金という意味での資産を積み上げるためにもワークライフバランスを死守して、自分の意思でコントロールできる自分だけの時間を確保することがめちゃくちゃ大事になってくるんです。はいということで今回は私の人生を変えたLifeShiftという世界的ベストセラーについて解説しました。

お話した内容をまとめると、人生100年時代というのは言葉の通り、多くの人が100歳まで生きちゃう長生き時代っていうことです。これが結構劇的な変化なので、我々もう劇的に人生プランを変えていかないといけないと。

特にこの人生100年時代において大事なポイントは、1点目、人生のステージが流動的になるというポイント、教育仕事引退という固定化された流れではなくなると、そして2点目、無形資産の価値が高まるというポイント、健康とか人間関係とか、仕事のスキルとか、形はない資産がめっちゃ大事になってくるよと。

以上の2点が、この人生100年時代において、覚えておかないといけないポイントです我々サラリーマンはどうすればいいのかというと、私はワークライフバランスを死守するべきだと結論付けました。ワークライフバランスで流経資産無形資産全ての問題を解決できるはずだと、私自身もその人生戦略でめっちゃ人生好転してるんで、ぜひ参考にしてみてください。

そんなお話をさせていただきました。最後に補足しますが、ワークライフバランスを死守しろっていうのは、何もサラリーマンの方に本業をおろそかにしろって言いたいわけではないんですよ。サラリーマンとしての本業は本業で、人生100年時代を乗り切るための重要な武器になることは間違いないと思います。

ただ私がお伝えしたいのは、偉そうに恐縮ですけども、本気で取り組むっていうのと、長い時間取り組むっていうのは別の話だということです。会社のために仕事の成果にこだわること。もちろん大事ですが、それは家に帰った後も休日、誰かと過ごしてるときもずっと会社のことを考えないといけないってことではないと思います。

ワークライフバランスを死守しましょうっていうのは、本業も限られた時間で本気でやって、その上で、完全に自分の意思でコントロールできる時間は確保しましょうというそういう意味です。私はこのLifeShiftというふうに感銘を受けて、これから自分ぐらいのゆとり世代に大事なことって、ワークライフバランス1択なんじゃないかっていう自分なりの仮説をもとにハードな大手企業から穏やかな保育企業に転職して、今もなお人生をかけた実験中という状況ではあるんですが、今のところ予想以上にワークライフバランスを支持するっていう私の働き方生き方は、かなり追い風が吹いているように感じています。

ただ人生100年時代、かなり長い戦いですから、またワークライフバランス以外に守るべきポイントが出てくるかもなあとか思ったりしてます。私もいろんな情報をもとに、人生プランをアップデートして、自分自身の人生で実験して、引き続き皆さんに発信していきます。

ぜひ、興味本位だったとしてもですね、引き続き見守っていただけますと幸いでございます今回は以上です。もし近藤がためになったという方はチャンネル登録いいねボタンコメントなどいただけたらとても嬉しいです。説明欄に今回ご紹介した本のリンクも貼っておきます。

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